夢生がPKで2ゴール! 名古屋が神戸に逆転勝ち!!
今季初の1万人超の豊スタで見事な逆転勝ち!
9月に入り、公式戦4試合で1勝3敗と不調の名古屋。とりわけ、前節の横浜FCは嫌な負け方をしただけに、ホームに戻っての神戸戦は是が非でも勝ち点3が欲しい試合でした。
試合が始まると、山口蛍にワンチャンスをモノにされて失点。9月の試合では全て先制点を許しており、嫌な流れに。
しかし、この日の名古屋は違いました。マテウスのシュートが大崎のハンドを誘い、PKを獲得すると、夢生が確実に決めて、同点に。
さらに後半に入り、怪我から復帰した前田がPA内でファウルを受け、再びPKを獲得。これを夢生が再び決めて、名古屋が逆転します。
その後は神戸に押し込まれるものの、決定機は作らせず、試合はそのまま終了。2-1で神戸に逆転勝ちし、1万1854人のサポーターの期待に応えました。
運を味方につけた試合
PKによる2得点での逆転勝ち。「運が良かった」を言えるかもしれませんが、単に「運が良かったから勝てた」わけではないように思います。
試合前の会見で、マッシモは次のように言っています。
ゴールを決めるために必要な要素はなにか、という曖昧な質問に対しては、いろいろな要素の中に“運”というものも入れたいと思います。私は運というものを、もらえるものではなく、運をも味方につけるような行動をしてこそ味方についてくれるものだと考えています。運を神頼みにするような位置づけにはしたくないと思っています。
攻撃面においては、確かにPKでの得点ではありましたが、1点目は夢生の縦パスをシャビエルがうまく収めて、マテウスのシュートをお膳立てした結果によるPK、2点目は前田がライン際でドリブルを仕掛けた結果のPKでした。これは監督の言う「運を味方につける行動」なのではないでしょうか。
また、守っては1失点はしたものの、その後は決定機を相手に与えませんでした。
18 - 名古屋は第17節神戸戦で、1試合では今季チーム最多となる18回のインターセプトを記録。今季これまでは、同項目がリーグ最少だった(135回:1試合平均9回)。奪取。
— OptaJiro (@OptaJiro) 2020年9月19日
インターセプトが今季最多を記録。これは、狙い通りの守備ができていたと言えるのではないでしょうか。
先に失点して難しい試合となりましたが、名古屋が勝つべくして勝った試合と言えると思います。