前田のゴールが決勝点! 名古屋が9年ぶりのACL出場権獲得!!
名古屋が広島に完封勝ち! 「進化」の2020年は3位に!!
勝てば自力で3位、ACL出場権を獲得できる今季最終戦。対戦する広島とは、先月のアウェイゲームでは0-2で完封負けを喫しており、リベンジを果たしたいところ。
中2日で得点源であるレアンドロ・ペレイラが不在の広島でしたが、なかなか衰えないプレスに名古屋は苦戦。どちらかと言えば、押し込まれる展開が続きます。
しかし、86分に歓喜の時が。吉田豊の縦パスを受けた山﨑が相手のマークを受けながらも粘りのボールキープをみせると、近づいてきた前田にパス。前田が左足を振りぬくと、ボールは見事な弧を描き、ゴールネットに吸い込まれました!
今季を象徴するような我慢の展開から、終盤に決勝点を決めて勝利した名古屋が、自力で3位を確定させ、2012年以来9年ぶりとなるACL出場権を獲得しました!
堅守で戦い抜いた2020年。「進化」した名古屋。
2年連続で残留争いと苦しんだ名古屋が、今季は序盤から好調をキープし、昨季の13位を大きく上回る3位でフィニッシュ。その要因は、やはり堅い守備でしょう。
シーズン28失点はJ1最少。名古屋としても、34試合制となって以降、チーム史上最少失点。さらに無失点試合は17試合を記録し、これはJ1タイ記録。今日の広島戦で4試合連続完封となり、これは今季初でした。
チーム全体の守備意識が高くなりましたが、中でも稲垣・米本のドイスボランチ、丸山・中谷のCBコンビ、そして守護神・ランゲラックで構成するセンターラインは鉄壁の堅さでした。
近年の名古屋の低迷は、守備が不安定によるところが大きいですが、今季はその課題を解決するどころか、強みに変えました。チームスローガンにもある「進化」した姿をみせてくれたシーズンでした。
記録づくめの最終戦
Twitterでいろんな記録についてツイートしたので、ブログにまとめさせていただきます。
年間ホーム入場者数は159,694人‼️ 今季J1最多‼️ #grampus pic.twitter.com/XVweFPSBrP
— どらぐら/dragra (@dragra_758) 2020年12月19日
12 - 名古屋は今季ホームで12勝3分2敗。J1が34試合制になって以降では、最多の勝利数。ホームで挙げた勝ち点39も、過去最多。聖地&要塞。 #grampus
— どらぐら/dragra (@dragra_758) 2020年12月19日
17 - ランゲラックは、今季出場した34試合中17試合で無失点。2014年に西川(浦和)が達成した16試合無失点を抜き、J1新記録を樹立。守護神。#grampus
— どらぐら/dragra (@dragra_758) 2020年12月19日
28 - 名古屋が今季喫した失点は28。これはJ1が34試合制となって以降、チーム史上最少失点。34試合中17試合で無失点(J1タイ記録)だった。カテナチオ。#grampus
— どらぐら/dragra (@dragra_758) 2020年12月19日
34+34+11 - 中谷は、2018年J1第25節磐田戦から79試合連続でフル出場を続けている。2年以上にわたり、怪我による欠場や交代がないだけでなく、DFでありながら累積警告等による出場停止がないのは称賛に値する。本当にお疲れ様、今はゆっくり休んでください。#grampus
— どらぐら/dragra (@dragra_758) 2020年12月19日
7 - 前田直輝が今季決めた7ゴールは、全て豊田スタジアムで生まれたもの。特筆すべきは、やはり第9節の浦和戦での4ゴール。来季も豊スタでたくさんのゴールを決めてください。#grampus
— どらぐら/dragra (@dragra_758) 2020年12月19日