前田が4ゴール! 名古屋が大量6ゴールで浦和に大勝!!
前半だけで5点! 予想外の大勝
コロナ禍の影響で、豊田スタジアムのすぐ近くで毎年行われる花火大会は中止となりましたが、昨日の豊田スタジアムは、さながらゴールラッシュという名の「花火大会」でした。
試合内容は書くまでもないと思うので、DAZNのハイライトをご覧ください。
金崎夢生の献身
浦和戦の主役はもちろん4ゴールの前田直輝ですが、今回は1トップとして2アシストを決めた金崎夢生に注目します。
まず、先制点のシーン。左サイドでシャビエル→吉田豊→夢生とパスが回ると、シュートかと思わせるようなパスを前田に通し、ゴールシーンを演出します。2点目は、左サイドに流れてパスを受けると、スペースに走り出したマテウスにパスを出し、これまた前田のゴールに繋がります。
個人的にお気に入りなのは、5点目。丸山がクリアしたボールをヘディングでシャビエルにパスし、シャビエルがそのまま独走し、ゴールを決めるわけですが、このシーンに限らず、この日の夢生は前線でボールをキープするポストプレーを何回も成功させ、名古屋の攻撃を活性化させていました。
MOMとなった前田も、夢生をこう評しています。
夢生くんは相手を背負えて、溜めを作ることができます。僕、マテウス、シャビエルは、そこをどんどん越えていこうと。夢生くんがディフェンダーを寄せてくれるので、サイドのスペースを突いて速い攻撃を狙っていました。それがうまくハマったイメージです。
(グランパス公式サイトより)
トドメの6点目となったシーンでも、相手DFを3人引き寄せて、前田にアシストを決めました。
自身のゴールこそありませんでしたが、十分1トップとしての役割を果たしたと言えるでしょう。次の試合で、移籍後初ゴールを決めて欲しいですね!
試合後のホスピタリティ
6-2の大勝で気分良くスタジアムを後に、とその前に、スタジアムを出ようとした時にも、さらに気分が良くなった出来事がありましたので、最後にそれを紹介します。
ゲートをくぐると、スタッフさんとボランティアの方々が拍手で「ありがとうございました」と出迎えてくれました。「ありがとう」という言葉は普段からかけられていますが、拍手は初めて。試合に勝ったからこその拍手なのでしょうが、気分はやはり良いもの。こちらも「ありがとうございました」と拍手で返しました。
近年のグランパスは観客動員が飛躍的に増加していますが、こういった心遣いもその理由の一つなのかなと感じました。